太陽光パネルの破損
パネルが破損する原因とは?
愛知県豊川市の太陽光発電所にて、定期点検を行っている際にパネルが破損しているのを発見!
写真を見て分かるように1枚のパネルのみ割れてしまっています。
破損する原因は様々ですが、もっとも多いのは自然災害です。今回はカラス?
自然災害によってパネルそのものが吹き飛ばされたり、石が飛んできてパネルを傷つける場合があります。
また、パネルの表面は多少の衝撃に耐えられるように設計されていますが、パネルの裏側は衝撃には弱いです。バックシートは比較的やわらかい。
何らかの原因で裏側に衝撃が加わることによって、システムが故障してしまう事もあります。
現在は両面パネルも有りますが、リサイクルの観点から考えると、まだ問題山積の様に思います。
リサイクルの出来る片面パネルが私はおすすめです。
パネルが破損するとどのような影響があるのか?
一番の影響は発電量が低下してしまう事です。
破損したパネルのみ発電量が低下する訳ではなく、一部が破損すると他のパネルにも影響が出ます。
ただこれを回避するために、問題のあるパネルを避けて電気を通すバイパスダイオードがあります。
そのため1枚のパネルが破損して全く機能しなくなっても、急に発電量がゼロになるという事はありません。
ですが、発見が遅れると発電ロスになりますし、最悪の場合火災する事もあります。
そのため定期点検を忘れず行う事が重要になります。
弊社では年に一度、定期点検を行っており、早期発見に努めています。
因みにパネルが割れていても発電している場合も多いです。割れてる=発電しない!は間違いです。
長期的にはダメでしょう!。
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