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故障と修理

故障したとお客様より連絡が入りました。

『どこがどの様に故障しました?』と伺うと、「発電量が少ない!」とおっしゃられています。

よく伺うと先月より「極端に少ない!」とか「昨年より2割も減った!」など直観的な感想で「故障した!」とおっしゃっています。

発電量の記録や、表示装置のデータを元に他の発電所データと比較したりすれば、故障では無く、お天気だったり、実際にデータを見て、おかしいと判断すれば、すぐに発電所に伺います。

 

マルチパワコンシステムではパワコン間の発電出力状態の確認だけで、パワコンが故障していればすぐにわかることが多いです。

エラーを出して止まっていたり、まるで死んだふりだったり、異常な音を発していたりと様々な故障状態になっていますが、他のパワコンと明らかに違うのです。

これは素人でもわかると思います。

 

豊橋市のお客様から、故障じゃないけど「発電量が少ない!」これが困ります。

確かに昨年のデータと比べると2割ほど少ないんです。でも最大出力は定格値がでています。

竣工写真を見ていると、パネルに影は見当たりません。

しかし現状は影がかかっています!…あれれ???何の影?

屋根の南側にある電柱に付いているトランスの影です。

『いつ付いたトランスですか?』と伺うと

「春先に道路の向こう側にコンビニが出来て工事した時に付けて行った」と!

そうだ!それから発電量が減っている!

2~3改善提案をさせていただき、帰路につきました。

故障じゃないんです。修理できないです。

 

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