発電停止の原因
発電停止の原因とは?
太陽光発電は完全に発電が停止してしまうケースがあります。
主な原因の一つにパワコンがあります。
夏は特にトラブルに見舞われやすいのです。
夏にパワコンが止まってしまう原因は多々ありますが、1番の原因は気温の上昇です。
パワコン内部では、温度を外部に逃す仕組みになっているのですが、
フィルターに汚れやほこりなどがたまると、熱を逃せず止まってしまうのです。
又は、出力抑制が働きます。これを温度抑制と言います。
フィルターが完全に詰まると冬でもパワコンが止まってしまったというケースもあります。
夏よりも可能性としては低いようですが、冷却が出来ないために、
停止してしまう可能性もあるのです。
夏だけではなく、冬のパワコンの状況にも十分注視が必要です。
強制冷却ファンが付いているパワコンは注意が必要です。
屋外設置のパワコンの場合、設置する向きによっては雨水が入り込んでしまい配線がショートしパワコン自体が故障してしまう可能性もあります。
虫や小動物が原因の事も少なくありません。
ネズミさんはなぜか電線をかじります。美味しいのかな?
ケーブルの不具合や盗難によりケーブルが切断されてしまい発電停止する事もあります。
これは日頃、発電量のチェックをしたり、定期点検を行うことにより、防ぐ事ができます。
定期点検を忘れずに行う事により、故障やトラブル等を早期発見できるのです。
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