蓄電池の仕組み
蓄電池の仕組み
蓄電池は、硫酸などの電解液の中にプラス極とマイナス極になる金属を入れることによって電流が生まれる仕組みです。
プラス極にはイオン(+)が溶けにくい金属、マイナス(-)極にはイオン(+)が溶けやすい金属を設置し、イオンとくっついていた電子(-)がマイナス極からプラス極に流れる仕組みです。
このように電子がプラス極に向かって移動すると同時に電流が生まれ、電気エネルギーとして使用することができます。
この時に蓄電池の中では電解液の中にマイナス極の金属がどんどん溶け出します。
これを「析出」と言いますが、マイナス極の金属がすべて析出してしまうとこれ以上電気を放出できなくなります。
反対に充電させる場合は蓄電池に電流を流し、プラス極の電子をマイナス極に移動させることによってプラス極の金属を電解液の中に析出させます。
これにとって蓄電池の中に電気エネルギーを貯めることができます。
太陽光発電との併用
【ハイブリッド蓄電池】
ハイブリッド蓄電池とは、蓄電池本体と太陽光のパワコンがセットになった家庭用蓄電池です。
通常は太陽光と蓄電池を設置すると、パワコンが2つ必要になってしまいますが、
ハイブリッド蓄電池の場合は1つで大丈夫なのです。
1つのパワコンで太陽光と蓄電池の両方をまかなうことができます。
蓄電池には「経済性モード」や「グリーンモード」といったいくつかの運転モードが搭載されています。
太陽光発電システムの設備容量やライフスタイルに合わせて使用することが出来ます。