太陽光発電用キュービクル
高圧受電で必要!太陽光発電用キュービクルとは?
50kw以下は低圧受電、50kw以上は高圧受電で区分されています。
50kw以上の発電所では高圧受電設備が必要です。
太陽光発電用キュービクルとは、正式にはキュービクル式高圧受変電設備の事を指します。
キュービクル式受電設備は一般的に高圧で受電し、変圧器で低圧に降圧して電気を配電する設備です。
電力会社の発電所から変電所を通し、送られる6600ボルトの電気を、
100ボルト、200ボルト等に変換する受電設備の事ですが太陽光発電所では逆に低圧から高圧に変換して6600ボルトの電圧で系統へ送電します。
設置するには、電力会社との契約や経済産業省への届け出が必要になります。
キュービクルの耐用年数と定期点検
キュービクルの法定耐用年数は15年です。太陽光発電設備は17年です。
償却資産としての法定耐用年数なので、15年経てばまったく使えなくなるというわけではありません。
電気事業法において、キュービクルの保安点検が法定点検として定められており、
定期的に点検や検査を行う義務もあります。
キュービクルに限らず、太陽光発電システム保守点検ガイドラインにそって太陽光発電で使用している機器等すべて定期点検を行う事が必要です。
不良個所が見つかった場合、速やかに修理、交換を行ます。