系統連系について
【知識編】
系統連系について
一般家庭で発電した電力と電力会社で発電している電力とを接続するシステムを、系統連系と呼んでいます。
系統連系のコントロールはパワコンが担っていますが、他にも最大電力点追従制御・高調波抑制対策・力率制御・系統連系保護・モニターといった役割があります。
太陽光発電システムは、太陽光パネルとパワコンを設置、そして発電した電気を家等で使うための電気工事が終わって初めて使えるものとなります。
さらに余剰電力を売るために、電力会社と売電契約を結ぶ必要があるのです。
系統連系型と独立型のメリット・デメリット
太陽光発電システムにおいての余剰電力を電力会社に売る為には、系統連系システムを構築する必要があります。売電をしない独立型もあります。
自家発電した電力は自己消費して売電はしないという場合においては、後者の独立型となるのです。
系統連系では、補助金がありますし、売電することで電気代が少し安くなるといったメリットがあります。
しかし導入にかかる費用がとても高く、停電したときに夜間の電力提供がありません。
独立型では、夜間はもちろん停電時でも蓄電した電力でまかなうことが可能です。
導入コストもいくらか安いものとなっています。ただ、補助金は受けることができません。
トラブル時の復旧についても、各電力会社における規定を確認しておくと安心です。
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