引き抜き試験
太陽光スクリュー基礎の引き抜き強度計測
架台を支えるためのスクリュー基礎の引き抜き強度を計ります。
これは野立て太陽光発電で、スクリュー杭を打ち込んで約1000kgで杭を引き抜き、引抜強度が出ているのか確認する試験です。この試験で抜けてしまうと強度不足となり土壌改良等が必要になります。
実際に使用するスクリュー杭で杭打ちを行い、地盤の固さや強度などの状態を確認していきます。
↓これは約1000kgの力で引っ張っています。
杭に計りをつけて重機で引っ張り、引き抜き強度を計りました。
実際の必要引抜強度は架台にもよりますが、約600Kg程度が必要です。弊社では1000kgで試験しています。
事前に現地調査を行い土壌に問題がありそうな場合は事前に引抜強度試験を実施しています。
事前に試験を行うメリットとしては、地盤の硬さも確認でき、柔らかい場合、硬い場合によってくい打ち方法の検討を行います。
引き抜き試験は、事前試験の中でも主流になっており、お客様の安心感にもつながりますので、実施しております。
弊社では事業終了時点をみこして、撤去費用の削減に繋げる施工方法を取入れています。
これでおしまいの時点で発電所撤去に数百万円のお金をかけることは非常に無駄だと考えています。
設計段階で撤去計画を立てる事が非常に重要と考えます。
アルミ架台とスクリュー杭は金属くずとして有価で処分できますし。パネルは再資源化が進んで、リサイクル可能になりつつあります。
発電所施工前、農地だった場所は農地に戻せます。砕石やコンクリートは基本的に使用致しません。
土地も再生可能に出来る様に取り組んでいます。